Written on 17/Oct/1998
Revised on 13/Nov/1998
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Rboard Pro for 98 とは？
Rboard Pro for 98はリュウド(株)が製作したNEC
PC-9800シリーズ機用の親指シフトキーボードです。現存の親指シフトキーボードでNEC
PC-9800シリーズで使用できるものはこのRboard
Pro for 98のみとなっています。かつては、Dboard
(デジタル・ウエイブ製)という商品があったのですが、Dboardは生産終了となっています。
Rboard Pro for 98については下記の場所で情報を入手できます。
リュウドHP http://www.reudo.co.jp/
Rboard Pro for 98 の長所
- キータッチが親指シフトに最適である。富士通のビジネス用オアシス専用機のキーボードで使っている高級キースイッチを採用しているため、富士通製(パソコン用)親指シフトキーボードよりもさらにキーが軽い。高速入力に対するレスポンスは極めて良好である。
- 本体にフラッシュROMを内蔵しており、OSの改変に柔軟に対応できる。また、キー配列変更ツールが標準で附属している。GUIのマウスクリック一発でキー配列をかなり自由に変更できます。
- 両親指キーの同時打鍵、通称「両親指ポン」によって、日本語 IME の on/off 切り替え操作ができる。慣れるとこれは大変便利です。
- 各社の日本語IME(ATOK11/12, MS-IME97/98, VJE-Delta,
WXG など) を自由に利用できます。とくに、ATOKを使いたい場合は、富士通のキーボードよりも、こちらの方が親和性が高いと思います。
- また、 Rboard Pro と ATOK11 の組み合わせでは、「変換候補リストの番号選択」と「次文節入力によって(候補リスト中の)候補選択」を両立させることが出来ます。これは通常の
JIS キーボードによる「かな入力」では実現できないことです。これが何故可能かというと、Rboard
Proでは最上段の数字キーを打鍵して数字を打つときにはテンキーのコードを出力するようになっているからです。
- Rboard Pro for 98 は1万円ほど(\10,250)の料金を支払うと
DOS/V 機用の Rboard Pro for PC に内容を交換してくれるサービスが用意されていますので、将来パソコンをPC/AT互換機に乗り換えるとしても無駄な投資になりません。このサービスについては、上記 URL でリュウドの情報を参照して下さい。
Rboard Pro for 98 の短所
とにかく値段が高い。定価：\54,800 也。(^^;)
それでも、キータッチにとことんこだわりたい方や、瞬間秒速５ストロークの高速タイプができる方には、強くお勧めします！
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